蔵岡低水護岸その8工事 Blog

令和6年能登半島地震で被災された方には心よりお見舞い申し上げます。


阿賀野川左岸で低水護岸工事を進めており、その日常を投稿しています。

現場は大河阿賀野川、自然にやさしい工事を進めていきます。


6月11日、漁協さん主催の堤防清掃に参加しました。キレイになるときもちいい💦


6月29日、護岸の模型を製作しました(^^♪


7月26・27日、新潟市立濁川中学校の生徒さんが職場体験に来てくれました。

 レンタルのニッケンさんが重機シュミレーションを用意してくれたので操作体験やってみました(#^.^#)


7月29日、大渕子供会・補導会主催の納涼祭に参加しました(^^♪

ブースでは、こどもも大人も興味津々!未来の技術者たんじょうです(^^)/~~~


 地元自治会長にも大変喜んでいただき、進んで子供たちに阿賀野川の歴史を講義していただきました。💛


2023年8月7日付の建設速報に納涼祭の記事を載せてもらいました(*^_^*)

現場のトイレは車載式 Σ(・□・;)急な増水でもすぐ逃げられます(;^ω^)


休憩所も車載式。ソーラー発電でエアコン完備!猛暑でも快適に休めます(^_-)-☆


8月2日、社長が現場にやってきました(*^_^*)

安全に作業を進めるよう厳しくご指導いただきました<(_ _)>

 1次捨石用の栗石を搬入しました。搬入数量の確認には、iPhoneのLiDAR機能を使って3次元計測により算出します。あっという間に数量が確認できますΣ(・□・;)

※計測者は今年の新人阿部くんです。

8月17日、今日は国交省さんの若手技術者2名が現場へ来られました。

 ソーラーハウスの中で3次元設計データの活用方法やMR技術の取り組み等を説明させていただきました。熱心にメモを取りながらお聴きいただき、こちらも負けじと一生懸命説明させていただきました。💦

 現場ではAR(拡張現実)を体験していただきました。施工前の現状映像に完成予定の三次元設計データ映像を映し出したり、好きなところで断面を切る操作などをして、とても喜んでいただきました(*^_^*)

8月21日、今日は災害防止協議会。関連業者で毎月、工程や安全について協議します。

8月22日、今日はKIT金沢工業大学のインターンシップで生徒さんが現場に来てくれました。さわやかな好青年です。(#^^#)

写真はAR(拡張現実)体験状況と職員との記念撮影(*^_^*)

 現場の概要説明では、えちご平野の成り立ちやBIM/CIMモデルの活用、粗朶沈床の構造や効果などについて説明しました。生徒さんからも建設業界のしくみや現場での取組み内容と注意点、今後の業界の動向など熱心にご質問いただきました。とても有意義な時間を過ごすことができました。(^^)/~~~

8月23日、今日から上流の満願寺ヤードにおいて、土質改良開始です。

今日も最高気温38℃、WBGTで32℃と厳重警戒の中、作業員の皆さんが倒れないよう十分な休養を摂ってもらい、顔色声掛けを行いながらの厳戒態勢で作業を進めました。早く涼しくなってほしいですね💦

8月28日、今日は国土交通省さんの夏期実習生現場見学で長野高専の生徒さんが来現しました。写真は工事概要やBIM/CIMモデルの取り組み状況を説明しているところです。

現場ではAR(拡張現実)体験をしてもらいました。当社の女性技術者が操作方法や活用方法を説明しています。新人ですがかなりデキます(*‘∀‘)

9月4日、今日は当社の測量部門による最新式LS(レーザースキャナー)で測量です。操作するのは測量TeamのHope・歌手のimaseさん似の色男フーワさん。

9月6日、今日は事務所にインタラクティブホワイトボード(電子黒板)が入荷しました。大きなタブレットのようでPC機能があり、打合せ資料なんかも直接画面に書いてそのまま保存ができるので、ペーパーレス化にピッタリです(*‘∀‘)

9月7日、今日は協力業者の安全パトロールでした。細かなところまでしっかりと点検していただき頼りになる業者さんです"(-""-)"

現場事務所の脇には地域住民向けのデジタルサイネージを設置して、広報をしています。ご近所の方は是非散歩ついでに寄って行ってください<(_ _)>

9月14日、今日は山形大学農学部の生徒さん2名にインターンシップで現場に来てもらいました。まずはHPのQRcode入り名刺を渡してアカウント稼ぎにいそしみます(*‘∀‘)

現場の概要や取組などご説明(^^)/~~~

現場ではAR体験をIPadにて実践。普段はGNSS(衛星情報)を受信して自己位置測定をし、iPhoneで投影しているのですが、今回はQRコードをARマーカーとして位置情報を載せて、IPadで読み取り3次元設計データを投影。位置合わせの精度は若干劣りますが、手軽さと画面の見やすさで優れます。新規入場者などの教育資料としても有効です(*‘∀‘)

最後はお決まりの記念撮影(*^_^*)山大生の皆さん、これからもお勉強がんばってくださ~い(^^)/~~~

こちらはNTTPCコミュニケーションズさんの「みまもりかじゅ丸Ⓡ」の現場モニター画面です。孤立作業の誘導員さんが体調を崩していないかチェックしています。血圧や心拍数に異常を検知すると担当者にアラーム通知され、即時救助に向かいます。

上は「FIELD-EX」という水位観測システム、下は「みまわり伝書鳩」という気象観測システム、どちらもデータをクラウド上で管理し、担当者は常にスマホやipad上で監視しています。

こちらはコマツさんの「fleet」という車両運行管理システムです。運搬車両毎に今、どこをどのくらいの速度で走行しているか監視しています。このデータを基に無駄のない車両数を導き出したり安全運転を指導したりしています。

こちらも同じくコマツさんの「ペイロードメーター」という積込管理システムです。車両毎に車検証から最大積載量を登録し、積込機械の油圧のプレッシャーゲージから積載量を割り出し過積載にならない範囲で積込みが行えます。

ペイロードメーターは事前にトラックスケール(ダンプの重量を丸ごと測る機械)にて精度の確認をしました。誤差3%(1トンで30㎏)とまずまずの精度が確認できました。過積載は交通事故の危険性を増したり道路を傷めたりするため、しっかりと管理していきます。

現場で盛土工事に使用しているICT(インフォメーションコミュニケーションテクノロジー)建機のご紹介です(^○^)

 上の写真、奥のロングバックホウにはコマツさんのMG(マシンガイダンス)、レトロフィットという現在位置と計画位置を把握できる機械を装着して、GNSS(衛星)データをバックホウと現場内固定基地局(下の写真)の両方で受信(相対測位)し、高精度を確保して自己位置と3次元設計データからどこまで・どのくらい盛ればよいかを導き出していますΣ(・□・;)

 手前のコンバインドローラーも同様に相対測位にて自己位置を測定、転圧したところをモニターのヒートマップに色付けし、必要回数(今回は4回)転圧完了すると赤くなるように設定しています(^^♪


バックホウキャビン内のモニターです。3次元設計データとバックホウの位置、バケットの位置がリアルで明示されます。画面では「計画まであと7㎝盛らないとだめですよ~」と表示しています(^○^)

こちらはコンバインドローラーに装着したモニター画面です。起震して転圧すると平面図上に色付けされます。(1回目が緑で2回目青、3回目が黄色で4回目(完了)すると赤くなります。完了したところは過転圧にならないよう注意が必要です。

10月3日、今週は全国労働安全衛生週間です。行事として労働衛生に一生懸命取り組んでくださる落合建設㈱のチーム佐藤さんを表彰し、記念品を贈呈しました。今後とも他の見本となり、みんなの心と身体の健康維持・快適な職場環境の形成に尽力お願いします  <(_ _)>

10月4日、今日はICT人材育成講習を現場にて行いました。㈱トップライズさんと㈱インフォマティクスさんの協力を得て沢山の当社職員が受講しました。

インフォマティクスさんはGyroEyeHoloの開発者で、MR建設技術の先端を走っている企業です。日々進化して、現在はTS+という高精度な補正システムを開発し、土木分野への適用を広げているところです(゚Д゚;)

現場では、MicrosoftⓇのHoloLens2とTrimbleのXR10を使用してMR体験をしました。最新のTS+は精度が驚異の5㎜程度!着用した眼鏡に現場の3次元設計データや施工用に加工した構造物のアウトライン(水糸)を高精度で映し出され、参加したみんな新たな活用方法に夢を膨らましていました(^○^)

10月5日、今日は発注者向けにMR(ミックスドリアリティー)技術の体験会を行いました。

当現場の発注者である国交省阿賀野川河川事務所の方々と、新潟市からも技術管理課や東部地域土木事務所・江南区役所などから沢山のご参加をいただきました<(_ _)>

荒天のため、会場を現場から現場事務所に移しての開催でしたが、全員でGyroEyeHoloを実践してもらい大変喜んでいただけました(^○^)

最後の意見交換会ではMRの護岸への適用などにご質問をいただきました。大変貴重な内容で、様々な問題点が浮揚してきました。初めての取組みでやってみないと解らないことも多いですが、私たちも㈱インフォマティクスさんと協力して問題を一つ一つ解決していきます((#^.^#)

10月5日付建設通信新聞にICT人材育成講習の記事が掲載されました!(^^)!

10月13日付建設速報に10月4・5日実施のMR講習や体験会が掲載されました!(^^)!

11月にはいり、粗朶沈床の施工が始まりました。

まずは下流工区5枚分の組立を行いました。組立にはARを活用し

生産性の向上を図りました。結構うまくいきました。!(^^)!

12月に入り、粗朶沈床の据付が始まりました。写真は固定用の仮設定規杭(H鋼)です。位置はARとMR(複合現実)を使って決められた位置に据付けます。

粗朶沈床の位置を職員がMRのHoloLens(スマートグラス)で確認しています。手前の測量機械TS(自動追尾型トータルステーション)で、職員のヘルメット上部のミラーを観測し正確な位置をHoloLensに伝えることで、職員の目には正確な位置に投影された3次元データと実物の粗朶沈床が見えており、設置位置を指示しています。

クレーンのキャビン内にもAR用モニターを設置して正確な位置が見えるようにしています。

上の写真は沈石投入状況です。粗朶沈床が沈んでも投入位置が判るよう、下の写真のようにARに投入位置(青い円柱)を投影して投入位置を確認します。

あと2枚を沈めれば下流工区5枚設置完了です。

令和6年が始まりました。新年早々能登半島地震にて被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。当現場は幸い被災は免れましたが今後いつ来るともわからない災害に備え、新たな気持ちで工事を進めてまいります。<(_ _)>

上流側粗朶沈床の据付が始まりました。今朝は放射冷却で冷え込み、すがすがしい空気の中据付開始です。

沈石投入状況です。AR画面で投入位置を確認して正確な位置に投入します。遠くに臨むは冠雪した美しい飯豊連峰

沈石の投入量もLiDARScanerで確認 Σ(゚Д゚;) 計画0.8m3に対し0.87m3ありました !(^^)!    予定通り!

粗朶沈床の据付にARとMRを活用し、動画にまとめました。是非見てください。


1月20日、粗朶業の普及・担い手確保に貢献したことが評価され北陸粗朶業振興組合さまより感謝状を戴きました。粗朶は持続可能な環境工法として今後とも普及拡大していってほしいと願っています。<(_ _)>

1月30日、今日は阿賀野川河川事務所胡桃山出張所分会パトロールがあり、そこで施工研究発表論文の奨励賞を胡桃山出張所長より頂戴しました。

一緒に受賞したその7工区の小柳建設望月さんと一緒に記念撮影。青空のもとの表彰式、喜びもひとしおです。

こちらが受賞作の論文です。今後もsociety5.0に向け精進いたします<(_ _)>


今日はライフジャケットの機能確認です。本来水中に転落時、自動的に膨らむ形式ですが強制的に開放します。 

おぉ~!!

爆発音とともに瞬時にパンパンに膨れました。このライフジャケットは浮力18㎏なので体重180㎏までの方が使用可能。モデルのナベさんでも余裕ですΣ(・□・;)冬の川水はとっても冷たいので転落しないよう注意しましょう(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)

蔵岡その8byHirose

阿賀野川左岸で低水護岸工事を進めている現場の日常を投稿します

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